万引き防止 ニュース 4
華流】大麻逮捕歌手の姉、歌で薬物乱用禁止訴える
大麻所持の疑いで2月に日本で逮捕された香港の若手人気女性歌手、双子の姉妹が24日、違法薬物の使用禁止を訴える新曲「999」を発表した。妹が歌う予定だった曲に、英語の詞を付けたもので、6月に発売する姉のCDに収録する。
妹は恋人とうわさされる男性歌手のKと共に東京・渋谷の店で万引きをしたことから大麻成分を含むたばこを所持していたことが発覚。その後、別の薬物も使用した疑いが指摘され、今もまだ東京で拘置されている。
姉は24日、曲の発表に合わせて記者会見を開いた。「今は妹が帰るのを待つことしかできない」としながらも、涙ながらに「姉として歌手として、なにかをしなければならないと思った」と語り、妹の事件が青少年に悪影響を与えないよう、違法薬物の恐ろしさを伝える曲を作り、ミュージックビデオを撮影したことを説明した。
万引き女の逆襲、「釈放しないと全裸になる!」―広州
「私を釈放しないと、全裸になって見せつけてやる!」――。下着姿になった4、50代の女の叫び声が路上で響きわたった。女は付近のコンビニエンス・ストアで商品を盗み、逃げようとしていたという。27日付で広州日報が伝えた。
騒ぎがあったのは、広東省広州市の東河路。女は26日午後5時ごろ、店内で商品を盗み、逃げ出した。女性店員が大声で叫びながら追跡。警備員らもすぐに駆けつけ、女を囲んだ。すると女は衣服を脱ぎだし、下着姿になった。さらに下着の腰の部分に手をかけて警備員に向かい、「私を釈放しないと、全裸になって、あんたらに見せつけてやる!」と叫んだ。
警備員は数人がかりで女を取り押さえ、店に連れ戻した。
イングランド代表T、身内の「万引き報道」にも冷静
現地時間27日(以下現地時間)、インラグランド代表でキャプテンを務めるTが、家族のメンバーが紙面を賑わせていることに動ぜず、自分は代表戦に集中していると気丈なコメントを発した。ロイター通信が報じている。
同日付けの英各紙は、Tの実母と義母が万引き行為に及んだとして氏名を掲載。なお、警察側は50歳と54歳の女性が万引き行為により警告を受けたと発表しているものの、名前は明らかにしていなかった。
国際親善試合のスロバキア戦を翌日に控えた状況でのこうした報道に、Tは「この年齢にもなれば、相当多くの新聞の見出しを目にしている。選手として、そういうこととはうまく付き合っている」と記者会見の場でコメント。「これは家族の問題で弁護士に任せている。だから自分はフットボールに完全に集中できる」と語り、この事件により、自分もほかのメンバーも影響を被ってはいないと主張した。
なお、イングランド代表はスロバキアとの親善試合を経て、4月1日にホームで2010年W杯欧州予選・ウクライナ戦に臨む。
西宮中央交番が開所式
阪急西宮北口駅南側(西宮市高松町)に2日、西宮署西宮中央交番が開所した。区画整理事業に伴い、従来の北口交番が南東約200メートルに移転、名称を変更し、生まれ変わった。14人の警察官が勤務し、関西最大級の大型商業施設「阪急西宮ガーデンズ」を含む地域の安全を守る。
新交番は軽量鉄骨造2階建て延べ約100平方メートル。男女別の休憩所を備え、将来的には常時、女性警察官を配置する「レディースサポート交番」に指定される予定。車で訪れる相談者にも対応できるよう8台分の駐車スペースを確保した。
この日の開所式には、署員ら約30人が出席。警部補が「この交番を拠点として地域の安全を守る活動に全力を注ぎます」と力強く決意を述べた。
同署によると、管内の犯罪発生数は減少傾向にあるにもかかわらず、同交番の担当地域では今年に入り、102件(2月末まで)と昨年同時期に比べ、26件増加。中でも窃盗(万引き)が14件から30件に増え、うち9件が昨年11月末に開業した阪急西宮ガーデンズ内で発生しており、より積極的な防犯活動が求められている。
万引き防止:県警などガイドライン配布 百貨店などにポスターも /神奈川
増加する万引きを防ごうと、県警などは2日、県内の百貨店、スーパー、コンビニエンスストアなど約6500店に、冊子「万引き防止のガイドライン」とポスター6万枚を配布した。
県警生活安全対策室によると、08年の県内の全刑法認知件数は、過去最悪だった02年から4割減少したが、万引き認知件数は3割増え、1万1383件に上った。高齢者による万引きも増えており、県警は制服姿の警察官に大型商業施設を巡回させるなど、店側と連携を図っている。
ガイドラインは、店舗の形態に応じて▽店員の声かけ▽防犯カメラの設置▽商品管理▽従業員の配置--などの方法を説明。防犯体制のチェック表も添えた。
同室は「店側に万引きをさせない環境作りを進めていただき、万引きに手を染める人を少しでも減らせれば」と話している。
【華流】「大麻逮捕の友人、見捨てた?」香港歌手が釈明
香港男性歌手のAは2日、「2月に日本で歌手のKとJが大麻所持の疑いで逮捕された現場にいながら、友人で日本語が分からない2人を見捨てて逃げた」と報じられたことに関して、事情を説明する会見を開いた。Aは東京の大学を卒業しており、日本通として知られている。
Aは「2人が逮捕された日は日本で撮影の仕事があり、その後2人と落ち合って夕食をとった。ただ、深夜1時前には彼らと別れ、宿泊先に戻った」と話した。翌日、2人と連絡がとれなくなって心配していたが、事件のことはその後しばらくして香港に戻ってから知ったという。
報道によれば、KとJは東京・渋谷の店で万引きをしようとして取り押さえられたことがきっかけで大麻の所持がみつかり、逮捕された。Aによれば、逮捕前、一緒に食事をした時の2人の様子に変わったところはなかったという。
万引きのNHKプロデューサーが依願退職 「プロジェクトX」担当
NHKは3日、万引をしたとして窃盗容疑で書類送検されている人気番組「プロジェクトX」を担当していた制作局、Ⅰエグゼクティブ・プロデューサーが、健康を理由に同日付で依願退職したと発表した。
広報局によると、Ⅰ氏は自宅待機を命じられていたが、先月19日着で退職願を郵送していた。Ⅰ氏は送検事実について否認しており、退職は事件と関係がないと話しているという。
Ⅰ氏は昨年11月30日、都内の衣料品店でマフラーなどを万引したとして、書類送検されていた。
高齢者の万引増加 百貨店も対策強化 神奈川
平成20年の県内の万引認知件数が刑法犯認知件数全体の約1割を占め、被害が深刻になっている。特に高齢者による万引が急増しており、県警は県や百貨店などと協力して対策に力を入れている。
刑法犯認知件数が最も多かった14年の万引認知件数は8531件だったが、昨年は1万1383件と約1・3倍増。全体の認知件数は14年から減少しているなかで、万引は増加傾向にある。とりわけ顕著なのが高齢者の犯行の増加で、14年に摘発された人のうち約4割は少年で60歳以上は2割に満たなかったが、一昨年には約3割を超え、少年を上回った。
県警によると、高齢者の万引は値段が安価な食料品などが目立つといい、「誰も見ていなかったから」や「レジに並ぶのが嫌で」など安易な動機を口にする人もいるという。県警は「万引目的で店に行っているのではなく、つい魔が差してしまう高齢者が多い」と指摘する。
管内に百貨店などが集中する戸部署では、マルイシティ横浜やそごう横浜店など駅周辺の大型店舗で私服、制服の警察官の巡回を実施=写真。店員への声かけや店内放送で犯罪抑止の呼びかけをしている。同署管内の1~3月の万引は昨年同期と比べ88件も減少しており、大きな効果が表れている。荻江俊宏マルイシティ横浜店次長は「1週間ぐらい前に始まったばかりだが、万引の抑止につながることを期待したい」と話す。
また、県と県警は万引防止を呼びかけるポスターと、防犯カメラを設置すべき個所などをまとめた「万引き防止のガイドライン」を作製して県内のスーパーなど約6500店舗に配布。県警は「店舗側と協力して万引をさせない環境づくりを進めたい」と話している。
相次ぐ「マイバッグ」万引き スーパー側も対策に乗り出す
スーパーマーケットなどで買い物をする際、環境保護のためにレジ袋を使わず、「マイバッグ」を使う取り組みが全国に広がっている。ところが、精算前の商品をマイバッグに入れる新手の「万引き」が増え、店は頭を抱えている。商品をバッグに入れた瞬間を確認し、店を出たところで捕まえるしかないからだ。そうした中で、精算の有無を「かごの色」で見分ける、といった対策を講じるスーパーも出てきた。
■商品を入れた瞬間を見つけて、店を出たところで捕まえるしかない
2008年4月に全国で一早くレジ袋を有料化した富山県では、レジ袋が大幅に減り、マイバッグの使用率が94%にのぼる。一方で、マイバッグを使った新手の万引きが増えた。
精算前の商品をバッグに入れるという大胆な手口だが、意外に見破りにくい。マイバッグが膨らんでいたとしても、私物が入っているかもしれない。
また、仮に商品が入っていたとしても、「他店で買ったものだ」「既にお金を払ったが、レシートはなくした」と言い張る客もいる。商品を入れた瞬間を見つけて、店を出たところで捕まえるしかなく、店側はほとんど泣き寝入り状態だ。
富山県で21店舗展開する大阪屋ショップ(富山市)では、レジ袋有料化直後に万引き件数が前年より6%増えた。08年後半は不況の影響もあり、前年より10%増だった。本社の担当者は、
「怪しいというだけでは所持品検査はできませんから、万引きGメンが現行犯で捕まえるしか方法はありません」と悔しさをにじませる。
同業者で万引き件数が前年より20%も増えた店もあるという。
そこで事業者、自治体、消費者からなる「県レジ袋削減推進協議会」は2009年4月から、「マイバッグは買い物かごの底にたたんでおく」「マイバッグを使うのはレジを通ってから」という内容のマナーポスターを店に貼り、ビラも配っている。
被害額が大きく、業者に恐れられているのは「かごぬけ」と呼ばれる万引きだ。通常はかごに商品を入れた後、レジで精算する。しかし、この場合はレジを通らずに荷物台に行き、あたかも精算済みであるかのようにマイバッグに商品をしまい込む。かごの中のものを全部やられてしまうので、被害は大きい。かつてレジ袋を使用していた時には、精算しなければ袋がもらえず、こうした手口は存在しなかった。
■精算前は「グレーのかご」精算後は「緑のかご」
東北、北関東に156店舗展開するヨークベニマル(福島県郡山市)は、かごの色で精算の有無を見分けている。精算前は「グレーのかご」、精算後は「緑のかご」を使う。荷物台でグレーのかごを持っていれば、精算していないということが一目でわかる。08年までにほぼ全店に導入した。
広報担当者は、「これにより万引きが減ったということはないが、マイバッグを持っているお客さまに安心してお買い物していただけるようになったと思います」という。
私物が入ったマイバッグを持って買い物をしていると、万引きしていると疑われているのでは、と不安に思うお客もいるからだ。
宮城県と福島県に8店舗あるフレスコキクチ(福島県相馬市)も2種類のかごを使っている。精算後のかごには取っ手がない。
「5店舗で導入済みです。万引きを防ぐというよりは、お客さまに万引きをさせない環境をつくることが大事だと思っています」(売り場担当者)
全国展開している大手スーパーの場合、相当な被害額に上るのではないかと推測できるが、ダイエーは「マイバッグを使った万引きが増えているという話は聞いたことがない」、イオンは「公表していない」と回答している。
鶴見で県内初、万引Gメン隊発足
多発する万引の被害を抑止するために、鶴見署は10日、万引防止対策協議会などと協力し、神奈川県内初となる「万引きGメン隊」の発足式を行った。
少年少女や高齢者らによる万引が増えていることから、同署などが店内での犯罪防止を呼びかける隊の発足を発案。式ではボランティア団体から参加した約20人の隊員が「万引きGメン隊」と書かれた腕章を交付された。その後、イトーヨーカ堂鶴見店で万引防止を訴えるチラシを配布。今後は、同区内の大・中規模店舗に呼びかけ、活動していく。
窃盗:教諭を容疑で逮捕--秋田中央署 /秋田
秋田中央署は14日、秋田市楢山古川新町、学校教諭、A容疑者を窃盗(万引き)容疑で逮捕した。同署の調べではA容疑者は3月29日午後4時10分ごろから同4時半までの間、秋田市八橋にあるゲームソフト買い取り・販売店で、ゲームソフト4点(販売価格計約4000円)を盗んだとしている。「転売目的でやった」と逮捕容疑を認めているという。
<裁判官発言>万引き被告に「バカ」 岐阜地裁
岐阜地裁で15日行われた窃盗事件の公判で、同地裁の男性裁判官が男性被告に対して「バカ」と発言していたことが分かった。
地裁総務課によると、大量の漫画本を万引きしたとして窃盗などの罪に問われた事件の被告人質問で、被告は漫画本を売って大麻を買う金を作るためだったと説明。「(大麻が)体に悪いと思っていない」「インターネットでは、たばこや酒より害がないと書いてあった」と話す被告に対し、裁判官が「だまされているんだよ、バカだから」と述べたという。
窃盗:コンビニで盗み 海自呉総監部、2曹を停職15日 /広島
4月16日16時4分配信 毎日新聞
海上自衛隊呉地方総監部は15日、盗みをしたとして呉造修補給所の後藤正宣2等海曹(48)を停職15日の懲戒処分にしたと発表した。
同総監部によると、後藤2曹は3月4日午前2時ごろ、呉市昭和町のコンビニエンスストアでおにぎりなど計450円の食料品を万引きし、窃盗容疑で現行犯逮捕され、起訴猶予になったとしている。【牧正】
窃盗被害:無施錠で、全国平均より大幅突出 自動車盗・空き巣2倍以上 /鳥取
無施錠により窃盗被害に遭う割合が県内は全国平均より突出して高いことが県の調査でわかった。「犯罪のないまちづくり推進条例」の指針の策定に伴って県が収集したデータで判明した。県は自主的な防犯意識を高めることを重点施策に掲げており、無施錠による犯罪を減らしたい考えだ。
県警のまとめによると、07年に県内で発生した犯罪のうち窃盗犯は4299件で、全体の約7割を占める。内訳は自転車盗1146件▽万引き727件▽車上ねらい545件--となっている。
窃盗犯の中でも、無施錠での被害が深刻。窃盗犯のうち無施錠での被害の割合は、車上ねらい59%(全国平均38%)▽自動車盗69%(同27%)▽オートバイ盗59%(同24%)▽空き巣などの住居侵入窃盗83%(同38%)となっており、全国平均の割合を軒並み大幅に上回っている。
こうした状況を受け、県は昨年5月末から6月にかけて、県内在住の18歳以上の男女287人に対して防犯意識に関するアンケートを実施。回答した184人のうち、施錠についての項目では、約4割の67人が「短時間の外出時は自宅の玄関に鍵をしない」と回答。風呂やトイレ、部屋の窓については、約4割の40人が「窓はするが、風呂場やトイレはしない」、約3割の28人が「1階の窓だけ鍵をする」、約1割の20人が「外出するときでも鍵はかけない」--と回答した。
大都市に比べ治安が悪くないこと、地域コミュニティーがしっかりしていることなどが背景にあると考えられる。
県は「不法侵入に関して無防備」と指摘。3月に策定した計画の重点施策に、チラシの配布や街頭キャンペーンにより施錠を呼び掛けることを盛り込んだ。「油断や不注意による犯罪被害を減らしたい」としている。
万引き防止紙芝居:「万引きダメ」 低学年向け、県警少年育成課作製 /神奈川
◇横浜の伊勢山小で、お披露目
県警少年育成課が小学校低学年向けに「万引き防止紙芝居」を作り、横浜市泉区の市立伊勢山小学校で18日にある非行防止教室でお披露目される。届け出は少なく潜在化している児童の万引き。低学年でも分かりやすい紙芝居で、犯罪だと訴える狙いだ。ストーリーを考えた同課少年対策係の警部補は「悪いことをすると自分も家族もつらいんだ、と分かってほしい」と呼びかける。
紙芝居は、友人に誘われて低学年児童がコンビニエンスストアで万引きをして捕まり、盗みは悪いことだと店長に教えられる--というストーリー。途中で「捕まった時、自分や親はどう思うだろうか?」と、見ている子どもたちに尋ね、考えさせるのが特徴だ。絵は、同係職員が担当。2人で約2カ月で作った。
18日の教室は、同小1~3年生や地域住民らが対象。小学校や学童保育などから要望があれば、紙芝居を携えて出向くという。また紙芝居は、県警のサイトから誰でも入手可能にする予定だ。
同課によると、昨年の県内の万引き検挙者8830人のうち小学生は32人。ただ児童の万引きは、被害額が少ないため警察への届け出はほとんどない。
日本フランチャイズチェーン協会の07年2月~08年3月のアンケートでは、県内コンビニエンスストア2330店舗の約半数に当たる1028店舗が「小学生以下の万引きがあった」と回答した。
<窃盗>36歳母と16歳娘が下着など万引き 福岡
福岡県警粕屋署は18日、同県志免町のスーパーで万引きをしたとして近くに住む無職の女(36)と娘(16)を窃盗容疑で現行犯逮捕した。同署によると、2人はそれぞれのバッグに商品を入れる手口で、ボディーソープや下着など計11点(計約4600円相当)を盗んだという。
同署によると、2人の容疑は18日午後0時50分ごろ、志免町のスーパーで商品計11点を盗んだとしている。店内を巡回していた女性警備員(54)が、バッグに商品を入れている母親を目撃した。2人が店を出た際に事務室に同行を求めたところ、2人のバッグの中から、代金を支払っていない下着などが出てきた。【河津啓介】
交番の警察官に投石、少年ら4人逮捕
交番勤務中の警察官に向けて石を投げつけたなどとして、少年4人が警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは硝子工の少年ら4人で、今年2月、東京・東久留米市の交番に金属バットなどを持ってバイクで乗り付け、勤務中の警察官や窓ガラスに向けて石を投げつけるなどした公務執行妨害の疑いなどがもたれています。
少年らは不良グループの先輩に「お前ら、根性を見せろ」などと言われ、犯行を決意し、顔がわからないように万引きしたタオルで顔を覆っていました。
取り調べに対し「面白がってやった」などと容疑を認めているということです。少年らは他にもタクシーのフロントガラスを金属バットでたたき割るなどの犯行を30件以上繰り返していて、警視庁は余罪を追及しています。
【特報 追う】不況反映? 万引犯が増加
東北圏内の小売店で万引被害が増加の兆しを見せている。被害を最小限に抑えたい店側は、取り締まりを警備会社に委託するところが多い。しかし、取り締まり中に、犯人から思わぬ抵抗にあい、警備員がけがをするケースも後を絶たない。組織化、悪質化も指摘される万引犯罪。警備の現場でも対処法をめぐり、混乱が広がっているようだ。(高山豊司)
宮城県北部の大型ショッピングセンター。2月、閉店近い午後10時ごろ、衣類や時計など7点(合計3万4000円相当)を買い物かごにいれたまま、レジを素通りし、店外に出た中年の男に警備員が声をかけた。「まだ会計がお済みでない商品がありませんか」。男は、“かご抜け”と呼ばれる手口の常習犯として、店側が以前からマークしていた。
「ない」と否定する男に対し、警備員は「では、商品を袋にお入れしますので店内へ」と誘導したところ、男は突然走り出し、取り押さえようとした警備員ともみ合いとなった。警備員は顔を殴られたうえ手にかみつかれ、小指骨折などのけがを負ったという。男は、強盗傷害容疑で逮捕された。
万引を取り締まろうとした警備員が、犯人の抵抗にあい、けがをする事例が増えている。なぜなのか。
例えば、宮城県では「以前は未成年者の犯行が6割を占めていたが、ここ数年は15%程度まで減った」(県警少年課)という。だが、県内の万引犯の検挙・補導人数はむしろ増加している。「生活苦から犯行に及ぶ大人が増えたほか、薬品や化粧品など、換金性の高い商品を大量に持ち出す、組織的な犯行も目立つ」(東北地方のスーパー防犯担当者)。
捕まれば失うものが大きい大人、悪質な万引き集団の増加も、激しい抵抗の背景の一つだ。一方で、店側と警備会社側の需給のミスマッチを指摘する声もある。
■ ■
警備員は、専門の警備会社から派遣されることが多い。警備会社が提供するサービスは、警官に似た制服を着用して店内を巡回し、万引などの犯罪を抑制する「制服警備」と、客に紛れ込んで万引の現場を押さえる私服警備、いわゆる「万引Gメン」のサービスに分かれる。
実は私服警備員の派遣を業務として行っている警備会社は極端に少ない。宮城県内では、約 230社の警備会社のうち4社だけだ。数年前に私服警備から撤退したある大手業者は「“誤認逮捕”の可能性や警備員の安全の点で、あまりにリスクが大きいと判断した」と経緯を説明する。
その私服警備員こそ店側が必要としているのだが、県内で私服警備員として15年のキャリアをもつ40代の女性は「店側から、万引犯の検挙数をノルマとして課されることがある」と困惑する。私服警備員は、勘と視力をフル稼働して犯行を現認するが、最大の武器は説諭だという。
逆にいえば、警官のように激しく抵抗する犯人を追跡したり、制圧する能力があるわけではない。店内を大声を上げながら犯人を追いかけたり、つかみかかるといった行為は例外だという。それでも検挙数のノルマが課せられれば、無理をせざるを得ない。最近、若い私服警備員がそうした行動にでるのを見かけるという。
店側の需要の増大に対し、優秀な私服警備員の数は足りていない。その分を、経験の浅い私服警備員や、通常は検挙に携わらない制服警備員、店員などが入り乱れて対応しているのが実情で、検挙しなければという思いだけが先走りやすい状況にある。
万引防止活動に取り組むNPO法人「全国万引犯罪防止機構」の福井昴事務局長によると「必要なのは検挙ではなく、未然に止めることだ」という。警備員や店員が、客に頻繁に声をかけることが重要だという。他方で「不況下で安売り競争が激化するなか、被害を放置できない」という店側の焦りも深刻だ。検挙か未然防止かの間で、警備のあり方が揺れている。 ◇
■全国では…
全国万引犯罪防止機構によると、平成20年1~12月の万引認知件数は14万5429件(前年比約 2.5%増)で、4年ぶりに増加に転じた。また、今年1~3月期では、前年同期比で 6.7%増と、最近にないハイペースで状況が悪化している。不景気を反映し、成人の犯行が増えており、65歳以上の高齢者の割合も3割を超えているという。
買い物かごをレジを通さないで店外に運び出す「かご抜け」が増えており、店によってはレジを通過する前と後でかごの色を変えるなどの防衛策を実施している。
高級着物狙い万引き繰り返す=被害5000万超か-67歳無職女を逮捕・警視庁
百貨店で高級着物を万引きしたとして、警視庁築地署は25日までに、窃盗容疑で、大阪市浪速区恵美須東、無職H容疑者を逮捕した。同署によると容疑を認め、「生活費のためにやった」と供述しているという。
同署によると、H容疑者は東京や大阪などで高級着物を中心に万引きを繰り返していたとみられ、「やりすぎてどれくらい盗んだか覚えていない」と供述。約4年間で5000万円以上の被害があったとみて、裏付けを急いでいる。
窃盗:万引きの母娘3人、容疑で逮捕--和歌山県警 /大阪
スーパーで万引きしたとして、和歌山県警岩出署は24日、泉佐野市泉ケ丘1、無職、E容疑者と娘2人を窃盗容疑で現行犯逮捕した。
娘はいずれも無職の長女、A容疑者=泉大津市なぎさ町▽次女、E容疑者=泉佐野市泉ケ丘1。容疑は、共謀して同日午後2時15分ごろ、同県岩出市のスーパー「オークワミレニアシティ岩出店」で、子ども服など33点(計4万8480円相当)を盗んだとされる。娘2人が見張りをし、母がショルダーバッグに商品を入れ、店外に出たところを同店保安員が取り押さえた。
野菜など55品強奪 万引き容疑で女逮捕 茨城
26日正午ごろ、茨城県利根町もえぎ野台のスーパー「ランドロームフードマーケット利根店」で、食料品を山積みにした買い物カートを押した女がレジを通らずに店外に出たのを男性店長が目撃。店長が「清算は済んでますか」と声をかけると、カートを放置して軽自動車で逃走した。
店長は車のナンバーの一部を控えて、取手署に通報。約30分後、店から約5キロ離れた取手市内で似た車を発見し、窃盗の疑いで、運転していた千葉県我孫子市天王台、飲食業、K容疑者を逮捕した。
同署の調べでは、K容疑者は、牛肉のパックやブリの刺身、ホウレンソウやキャベツなど食料品計55点(約1万4000円相当)を万引きした疑いが持たれている。「お金は払うつもりだった」と話しているという。
<事後強盗>容疑で17歳少年逮捕…万引き、店員けが 札幌
札幌東署は20日、札幌市東区の無職少年を事後強盗容疑で現行犯逮捕した。
容疑は、同日午後11時35分ごろ、同区北24東21の「札幌ブックセンター蔦屋書店元町店」で、DVD4点(1万円相当)を万引きしようとしたところを店員に見つかり逃走。男性店員4人に店外で取り押さえられたが、抵抗し、首を絞めたり腕をかむなどして4人のうち2人に軽傷を負わせた疑い。同署によると、少年は万引きしたことを認めているという。
福岡・博多の緊急パトカー衝突:衝突は粕屋署捜査車両 巡査部長らけが /福岡
20日、博多区下呉服町の交差点で発生したパトカーを含む計3台の衝突事故で、博多署は同日、パトカーに衝突したのは粕屋署の捜査車両だった、と発表した。
博多署によると、同日午後0時20分ごろ、サイレンを鳴らして走行していたパトカーが県道を直進して赤信号の交差点内に入ったところ、右から青信号で直進してきた粕屋署の捜査車両と衝突。反動で飛ばされたパトカーが交差点内で右折待ちをしていた西区の男性会社員運転のワゴン車に衝突した。パトカー運転の巡査部長と、捜査車両同乗の巡査部長2人の計3人が首などに軽いけが。男性会社員も首の痛みを訴えているという。
パトカーは県警自動車警ら隊所属で、博多区で発生した万引き事件の現場に急行中。一方、捜査車両は捜査を終えて粕屋署に戻る途中で「サイレンの音に気付き、ブレーキをかけたが間に合わなかった」などと話しているという。


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