万引きニュース 13
強盗致傷:万引きし逃走、車で引きずり 容疑で男逮捕、保安員は軽傷
9日午前11時35分ごろ、鳥取市湖山町北6のスーパー、エスマート湖山店で、弁当など3点を万引きした男を男性保安員が見つけたが、男は車で逃走。運転席側の窓をつかんで制止させようとした保安員が駐車場から約600メートル引きずられた。保安員は頭などに軽傷を負った。鳥取署は同日夜、同古海の自称鉄骨業、Ⅰ容疑者を強盗致傷容疑で逮捕した。
車のナンバーや車種などの目撃証言からⅠ容疑者が浮上した。来店は認めているが、容疑は否認しているという。
刑法犯少年数:511人減った、でも街頭犯罪全国最多 4116人検挙・補導
◇少年が58%占める
◇府内の上半期
今年上半期(1~6月)に府内で検挙・補導された刑法犯少年の人数は4116人で、前年同期比511人減少したことが府警少年課のまとめで分かった。一方で、ひったくりや強盗などの街頭犯罪は1347人が検挙・補導され、全国最多となった。犯行の凶悪化や低年齢化を防ぐため、同課は「少年の規範意識を高める取り組みを引き続き進めたい」としている。
同課によると、年代別では中学生が2114人で51・4%を占め、高校生が984人(23・9%)と続いた。成人を含めた刑法犯全体では、少年が占める割合が同比0・8%増の31・6%となり、全国平均の29・3%を上回った。
◇多い低年齢層
特に、ひったくりや路上強盗などの街頭犯罪では、成人を含めた中でも少年が58%。グループで路上強盗を行うなど、凶悪犯は同比32人増の97人に上った。同課は「低年齢層の割合が全国に比べて高いのが、府内の特徴」と分析する。
このため、府内では06年4月から、小学高学年と中学生に重点を置いた「非行防止・犯罪被害防止教室」を実施。府警OBらが学校を巡回し、万引きやいじめが犯罪にあたることなどを訴え、規範意識の向上に努めている。今後は、各自治体や教育委員会との連携を強化し、非行防止に取り組むという。
また、児童虐待の認知件数は215件で同比17件増えた。今年4月に大阪市西淀川区であった小4女児の虐待死事件で、社会の関心が高まったことなどが増加の要因とみられるという。
<窃盗>07年にも職業偽り逮捕歴隠す 容疑の教諭 神奈川
母校の高校から楽器を盗んだとして窃盗容疑で神奈川県警茅ケ崎署に逮捕された際に職業を「運転手」と偽ったとされる横浜市立六ツ川中教諭、K容疑者が、07年にも窃盗容疑で逮捕され、同様のうそをついていたことが県警への取材で分かった。横浜市教育委員会は逮捕を把握できず処分しなかったという。
県警平塚署によるとK容疑者は07年12月に同県平塚市内のホームセンターからタンスを万引きした疑いで同署に逮捕された。職業は「運転手」とうそをつき通したという。万引きは起訴猶予処分となった。
市教委の規定では、窃盗事件を起こした場合、停職または免職の厳しい懲戒処分が科される。市教委によると、K容疑者は20日「(今回の楽器窃盗の)他には事件を起こしていない」と話していたという。
未成年者検挙・補導:90人減--県警・今年上半期 /山梨
県警少年課は今年上半期の未成年者の検挙・補導人数などをまとめた。それによると、前年同期比90人減と大幅に減少した。
少年(14~19歳)の検挙人数は同53人減の219人だった。検挙者の中では窃盗が半数以上を占め、手口は▽万引き84人▽バイク盗21人▽自転車盗15人--など。検挙された少年の人口1000人当たりの人数は3・8人で、全国の5・6人を下回った。また、刑法犯で検挙される少年の約7割が中高生だった。
触法少年(14歳未満)の補導人数も同37人減の38人だった。
一方、街頭補導人数は同109人増の2986人だったが、喫煙の補導は33人減っており、県警はタスポ導入に一定の効果はあったとみている。
メロン盗み、警備員負傷させる=江別市職員を逮捕-北海道警
スーパーの売り場からメロンを万引きし、追跡してきた女性警備員にけがをさせたとして、北海道警札幌東署は25日、強盗致傷容疑で江別市上江別の同市建設部職員M容疑者を逮捕した。同署によると、けがをさせたことは認めたが、メロンを盗んだことは否認しているという。
逮捕容疑は9日午後1時すぎ、札幌市東区内のスーパーで1980円のメロン1個を売り場から盗んで逃走。車に乗り込んだ際、追跡してきた警備員に腕をつかまれたため、振りほどこうとしてドアを閉め上腕部に打撲傷を負わせた疑い。
中学生の万引き急増、「ゲーム感覚」警視庁
警視庁のまとめによると、東京都内で今年1~7月に万引きで検挙されたのは8644人だった。このうち、中学生は1211人で、去年の1.7倍と急激に増えている。
警視庁の報告書によると、未成年者が初めて行った万引きのうち、約3分の1がグループで犯行に及んでいた。ゲーム感覚で犯行に至るケースが多いのが特徴で、「誘われたら断りにくい」という人間関係が原因となっているケースも目立っている。
また、未成年者は、最初は食料品などをゲーム感覚で狙った犯行が多い。しかし、2、3度目になると、CDやゲームソフト、本など、欲しいものや転売できるものを狙うといった個人の欲求による犯行の割合が増えるという。
狙うものは食料品(26.4%)や日用品(18.9%)、本・雑誌(15.2%)が多い。本・雑誌については、「日本出版インフラセンター」によると、全国の書店での一年間の万引き被害額は約40億円に上ると言われている。
捕まった未成年に「なぜ捕まったと思うか?」と聞くと、24.5%が「運が悪かったから」と答え、罪の意識の低さが浮き彫りになった。
4人に1人、背景に「孤独」=高齢者の万引き摘発急増-警視庁
警視庁が万引きで摘発した容疑者1050人を対象とした聞き取り調査で、65歳以上の高齢者の4人に1人が、「孤独」が動機と回答していることが26日、分かった。
刑法犯に占める万引きの割合は急拡大しており、高齢者の摘発も急増。同庁が設置した調査研究委員会は同日、対策強化を求める提言をまとめた。
調査結果によると、高齢者のうち23.9%が犯行動機を「孤独」と回答。「生きがいがない」(8.3%)、「むしゃくしゃしていた」(6.8%)も多かった。55.4%が独身者、40.2%が独居者で、89.7%は「友人はいない」「少ない」と答えていた。
他方、20歳未満の少年は26.8%が「ゲーム感覚」と回答。「誘いを断れない」とする回答も8.9%あった。
同庁によると、都内の刑法犯認知件数に占める万引きの割合は、2002年の3.5%から08年の8.4%と急拡大。摘発人数のうち高齢者の占める割合も7.3%から22.6%と急増している。
<万引き>被害届手続き簡素化を 通報率2割で警視庁研究委員
増加傾向にある万引き被害を抑止するため、警視庁が設置した有識者らによる調査研究委員会は26日、店側から警察への通報率が2割程度にとどまっている現状を踏まえ、被害届の手続きを簡素化するよう提言した。負担の軽減で、店側に被害の全件届け出を促し、万引きが犯罪だと認識させることが狙い。提言を受け警視庁は、被害届の書類を簡易な様式に変更するなどの具体策を検討する。
08年の東京都内の万引き検挙・補導者数は1万2695人で、5年前の約1.5倍に増加している。同委員会は09年の検挙・補導者のうち1050人に聞き取り調査し、動機などを分析した。
万引きなどの再犯者226人を詳しく調べたところ、発覚回数と通報回数を比べた通報率は21.5%で5回のうち4回は見逃されていた。同委員会は「万引きしても通報されなかった経験が安易な犯行の繰り返しにつながっている」と指摘している。
少年に動機を尋ねたところ「ゲーム感覚」との回答が26.8%と最多で、高齢者を含む全検挙・補導者の約6割が「捕まると思っていなかった」「何も考えていなかった」と回答した。同委員会は、代金を弁償すれば警察に通報しない店側の対応も規範意識の乏しさの一因になっているとみて、店舗責任者に全被害を届け出るよう求めた。
一方、NPO法人「全国万引犯罪防止機構」(万防機構)が、小売業者に書類作成などで警察署に滞在した時間を聞いたところ、30分~1時間が33.6%で最も多く、2~3時間も13.5%あった。万防機構の福井昂事務局長は「警察に行くと時間がかかり、個人商店では店の営業を一時停止せざるをえない。売り上げへの影響を嫌って被害届を出さないケースがある」と話している.


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